うつ病からの復職が怖い方へ。復職して感じた5つのこと。

うつ病からの復職が怖い方へ。復職して感じた5つのこと。

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この記事ではうつ病から復職して2週間を過ごし、感じた5つのことをご紹介します。

うつ病からの復職は

  • 周りの理解が得られるか
  • 原因となったことへの対処はされているか
  • 自分自身、きちんと働くことができるのか

など、不安に思うことがあるかもしれません。

実はこれらの不安はぼくが復帰直前に抱いていたものでした。
不安が原因で夜うなされたり、寝不足気味になったりしていたのは秘密の話…

そんな不安を取り除けたのは職場との事前の打ち合わせと、経験者からのアドバイスのおかげでした。

復職する現場である職場が安心できるかどうかというのは非常に重要な要素です。

安心して職場復帰をしたいのであれば、気軽に相談できる上司と事前に労働環境について打ち合わせしておきましょう。

また、経験者からのアドバイスも自分の不安に寄り添ったアドバイスで大変助かりました

復職確定報告にリプライしてくださった方々、ありがとうございました!

ということで、ぼくの復職経験談も書き残しておこうと思います。

復職を控えている方のお役に立てれば嬉しいです!

ぼくが休職した原因についてはこちらをご覧ください。

感じたこと1:原因には心底近寄るのが怖い

仕事を休職するほど身体的・精神的にやられるには必ず原因があります。

その原因が解決・退避されていない状況で復職しても、おそらく同じように体調不良となるでしょう。

ぼくの場合の原因は直属の上司でした。

その直属の上司とは合わない方がいいと医者にも言われていました。

復職するにあたって、一番の不安は直属の上司と顔をあわせることがないかということ

医者に合わない方がいいと言われていること、原因となった上司と顔を合わせるのが最大の不安であることを、更に上の上司に伝えたところ対処法を検討してくれました。

結果として、普段の居室とは別の場所に作業スペースを用意してもらい、そこで普段作業をしています。

直属の上司と同じ部屋で働かなくていいということにはなったものの、同じ建物内にはいるわけで、毎日すれ違ったりしないか不安に思いながら過ごしています

やはり、休職の原因となったものには近寄りたくないという思いはとても強いです。

別室を用意してもらえた時点で、不安は解消されるかと思いましたが、そうはいきませんでした。

もし復職を検討しているのであれば、徹底的に原因となったものから離れられる環境を整えましょう。

自分の力ではどうにもできないこともあるかもしれません。

そんなときは人に頼ってでも、原因からは逃げましょう

そうでないと安心して復職することはできません。

この点においては妥協しないように注意しましょう。

まとめ
原因となった人・仕事に近寄らなくて済む環境が大事。頼れる人に相談しよう!

感じたこと2:体調は簡単に悪くならないか不安

ぼくは仕事から離れて4か月でしたが、復職して体調を崩さず働けるかどうか不安でした。

体調を崩して休んでしまったので無理もありません。

原因から離れたとしても、働くこと自体がトラウマになっている可能性もゼロではないので…

休職前には、午前中の激しい腹痛、慢性的な頭痛・目の痛み、頻繁に風邪をひくなどの体調不良に襲われていました。

その体調不良が再発するのは苦痛です。

風邪をひいてしまっては復職しても休まざるを得なくなり、あまり意味もなくなってしまいます。

この不安は復職前に払拭することはできませんでした…

やはり働いてみないとわからないというところが大きいからです。

しかし、復職してみると案外大丈夫でした。

今の所、いずれの症状も再発していません

やはりうつ病の症状にはきちんと原因があって、その原因が解決したり、そこから離れられたりすると改善するようです。

『病は気から』という言葉もあります。

自分の体に自信を持って、復職しましょう!

改善した体調はストレスの原因から離れられればすぐには悪くなったりしませんよ!

まとめ
原因となった人・仕事から離れられれば体調はすぐには悪くならない。

感じたこと3:周りの人は温かい

復職するにあたっては人間関係もやはり不安ですよね。

[voice icon=”https://sunmaru.net/wp-content/uploads/2017/07/アイコン.png” name=”3まる” type=”l”] 突然休んでしまって迷惑かけなかったか…?
かけてしまっていたら温かく迎えてくれるだろうか…?
[/voice]

そんな不安が渦巻いていました。

うつ病はストレス環境に弱いです。

例え原因となったことから離れられても、新たなストレスが発生していては意味がありません。

これも職場に行ってみないとわからないことなので、不安に思いつつも復職。

別室での作業が多いので、あまり職場の人と関わる機会は多くないのですが、作業部屋に顔を出してくれる同僚もいたりして温かさを感じました

一緒に仲良く仕事をしていた人たちは簡単にはよそよそしくならないようです。

職場の方によるかもしれませんが、そう簡単には人は変わらないので、周りの方がよい人ばかりだったら、この点は安心してよいかもしれません。

まとめ
休んでいたからといって、簡単に人はよそよそしくはならない。休職前の関係が良好であれば安心できる。

感じたこと4:人とコミュニケーションをとると疲れる

休職していると会話をするのはほとんど家族だけです。

ネットで色々な人と関わっていたりすると、復職してからも人と変わらず関われると思うかもしれませんが、実はそうはいきません

ネット上のコミュニケーションは文字でのコミュニケーションが多いです。

ですが、対面でのコミュニケーションでは、声・表情・動作・イントネーションなど多様な要素が加わってきます。

休職期間、同じ人としか関わっていなければ、意外とこの対面でのコミュニケーションで気を張ってしまいます

それは慣れている人とであってもです。

『誰かと話す』という点においては、休職前後で同じようにできるとは考えない方がよいです。

どうしても疲れが溜まってくるので、飲み会に参加したり、会議に出席したりするのは必要最低限にするのをおすすめします。

少人数から慣らしはじめ、休みながら徐々に頻度を増やしていくのがよいでしょう。

まとめ
ネットで話すのと面と向かって話すのでは全然違う。徐々に慣れていくよう工夫が必要。

感じたこと5:フルタイムだと休憩は必須

コミュニケーションをとる以外でも、疲れが溜まることが盛りだくさんです。

お昼に行くだけでも、原因となった上司と会わないか気を張りながら移動したりしています。

そうすると、以前のようにフルタイムで働くと途中でエネルギー切れを起こします

休んでいるうちに体力もなくなっていますし、疲れることがあっちにもこっちにも…

ですので、あらかじめ上司にフルで働けないことを伝えておいた方がよいかもしれません。

休憩時間以外にも休憩が必要なこと。
疲れが溜まったら早退することもあるかもしれないこと。

その辺をあらかじめ理解しておいてもらうのは、安心して働くことにもつながります

以前の自分とは違うことをしっかりと理解して、休み休みマイペースに働きましょう。

まとめ
普通だと疲れないようなことでも疲労がどっとたまる。休み休み働こう。

まとめ:不安に思っていることは意外と大丈夫。ただ、以前の自分ではないことに要注意。

この記事ではうつ病から復職して2週間を過ごし、感じた5つのことをご紹介しました。

POINT

▼ 復職して感じた5つのこと

  • 原因には心底近寄りたくないし、近づかない方がいい。
  • 体調は簡単に悪くならないからご安心を。
  • 人は簡単には変わらない。周りの人は温かい。
  • 人とコミュニケーションをとるって案外疲れる。
  • フルタイムでは働けない。休み休みマイペースに。

復職前に不安に思うことは誰かに相談して解決できたり、復職してみると大丈夫だったりするものが多いです。

一方で復職して実際に働いてみて、はじめて気付くこともいくつかありました。

気付くことをまとめると、健康に働いていた頃の自分とは違うということ。

復職してすぐは、以前のように働けるとは思わず、できることから少しずつやっていって自分のできる範囲をしっかり確認しましょう。

でないと、すぐに疲労にやられてしまいますよ…!

復職に向けては不安な要素を潰しつつ、潰せない不安に対しては不安に思わず、安心して復職してみましょう。

もし復職を予定している方で不安に思うことがあれば、ぜひぼくにTwitterでDMしてください。

力になれることがあれば、いつでもご協力しますよ!

以上、復職して疲労が溜まっている3まる(@3sunmaru)でした!