残業規制は幸せな働き方改革につながるの?

残業規制は幸せな働き方改革につながるの?
MEMO
この記事は2017年8月26日に書かれたものを加筆・修正したものです。

この記事では、残業時間を減らすことが本当に働き方改革になるのか考えてみたいと思います。

働き方改革では“残業時間の削減”がしきりにうたわれています。
議論を聞く限り、ぼくには“残業時間の削減”が目に見えてわかりやすいから、この値を減らそうとしているようにしか思えません。

残業を減らすことが働き方をよくするのでしょうか?
生活の質を上げるのでしょうか?

ぼくは必ずしもそうではないと思います。


みんながイヤイヤ残業してるの?

早く帰りたいけど、仕事が終わらなくて残業せざるを得ない…

本当にみんなそうなのでしょうか?
ぼくの周りの人を見回しても、そうとは言えない気がしています。

仕事が終わらなくて残業する、上司に命じられて残業する。
そんなイヤイヤ残業しているひと以外の残業に目を向けてみましょう。

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残業手当が目的!残業代を生活の足しにする人

こういう人も多いのではないでしょうか?
正直に話しますと、ぼくはこれに該当します。

幸い(?)、仕事は山ほどあります。
やらずに帰ることもできますが、残ろうと思えばいくらでも残れる状況です。

残業代がなくても生活はできるだけの給料はもらえます。
しかし、それはストレスが溜まるような我慢をしながらの生活になります。

あまり残業をさせてもらえなかった月があったのですが、その月の給料では、妻とケンカばかりしていました。

3まる
これ買いすぎじゃないの!?もっと節約してよ!
そっちこそ、いらないものたくさん買ってるじゃん!!

残業せずに早く帰ってきて、こんなケンカばかりの毎日はうんざりです。

それよりなら少しばかり会社に長くいてでも、あまりお金を気にすることなく生活できるようになった方がマシです。

残業100時間でも構わない!仕事が大好きな人

仕事が大好きな方もいますね。
仕事のためならプライベートの時間を割いても構わない方。

ぼくはそんな人たちをこっそり”社スリート”と呼んでいます。
ストイックに仕事に打ち込む姿。
まるでアスリートのようではないですか。

これはこれで素晴らしいと思います。
仕事をすることが好きだと思える
毎日楽しいでしょうね!

その楽しみを奪うことをしても良いのでしょうか?
確かに働き方は変える必要がありますが、楽しく働いている人まで働き方を変える必要があるのでしょうか?

こういう人はきっと残業時間を削減しろと言われると、家に持ち帰る可能性が考えられます。
すると、つまりそれはサービス残業と同じになってしまいます。

いくら好きでやっているからといって、サービス残業は良くないと思います。
それこそ、プライベートと仕事の境目がなくなってしまいます。

“ワーカーホリック”という言葉もあります。
家庭や健康を犠牲にしてまで働く方々。

家庭など身の回りの方に心配をかけたり、自身の健康を害してまで働くのはあまりいいとは言えません。

同じ仕事が好きでたくさんやりたいことがあったとしても、こういう方々には制限をかけて無理にでも休ませる必要はありますね

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まとめ:円満な残業は本来もっと難しいこと。残業時間だけで語れる問題ではない。

こうやって改めて考えてみると、人それぞれ残業にも背景があって、単に残業時間を減らすことが働き方を良くするわけではないように思えます。

なかなか

生活のために残業させてください!
とも
残業嫌なので定時であがります!
とも上司に言いづらいですが、残業については上司や会社としっかり考え方を共有すべきと考えます。

なので、働き方改革は闇雲に残業時間の削減を目指すのではなく、会社と個人のコミュニケーションを重視した上で残業時間をどうするか決める枠組みにしてもらえれば嬉しいです。

まっ、給料増やしてもらえれば残業時間削減でもぼくは構わないですよ!

今回は残業に焦点を当てて考察しました。
他にも働き方改革の中身に焦点を当てた記事も書いています。
一緒に御一読いただけると嬉しいです!
一緒にオススメ!“働き方改革”改革

以上、サラリーマンブロガー3まる(@3sunmaru)でした!


残業規制は幸せな働き方改革につながるの?

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