会社を辞めたいけど3年辛抱すべきか

会社を辞めたいけど3年辛抱すべきか

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[aside type=”normal”]MEMO
この記事は2017年8月7日に書かれたものを加筆・修正したものです。[/aside]

おはようございます。サラリーマンブロガー3まる(@3sunmaru)です。

会社を辞めようと思ったときによく聞く“3年は辞めない方がよい”という言葉。

これに対しては『3年はがまんすべきだ』、『やりたいことがあるなら即刻やめるべきだ』など賛否両論あります。

ぼくは
[voice icon=”https://sunmaru.net/wp-content/uploads/2017/07/アイコン.png” name=”3まる” type=”l”]解決できない重大な問題があるならやめるべき、そうでないなら続けるべき![/voice] と考えます。

“解決できない重大な問題”とはパワハラ・セクハラ・違法労働・通勤難などを指します。

どうしてそう考えるのか、ぼくの経験談を元にお話しします。


3まるの場合

3まる

ぼくも社会人2年目終わりくらいから正直辞めたいと考えていました。

がむしゃらに働いた1年目

就活は納得のいく結果が得られず、なぜこの会社に入ったかもわからないまま仕事をしていました。

仕事内容はさまざまなものがあり、1年目はいろいろ覚えるだけで精一杯でした。

また、
[voice icon=”https://sunmaru.net/wp-content/uploads/2017/09/icon_business_man10.png” name=”上司” type=”l”]この1年がまんすればやりたいことができますよー[/voice] と言われていたので、辛抱して続けていました

話が違う2年目

2年目になりましたが、主に後輩の世話とやりたくもない保守・運用ばかりやらされていました。

最初の1年をがまんすればやりたいことができると聞かされていただけに、やりたいことをやらせてもらえないことに相当ストレスが溜まりました。

しかし、給料はそれなりによく、労働環境も悪くはありませんでした。

また、がまんして頑張っている姿をしっかり見ていて励ましてくれる・評価してくれる先輩がいたので2年目もなんとか頑張ることができました。

チャンスが舞い込む3年目

そうして働いているうちに3年目になりました。

3年目のはじめは相変わらずの調子で、やりたいことはほとんどやらせてもらえませんでした。

そうなってくると、転勤のことを考慮するとやりたいことをこの場所でやったとしても先はないと考えるようになり、やりたいことを見失いました

新卒のプラチナチケットは3年。この年に辞めて再就職すると新卒扱いで就活ができます。

また、大学院修士まで進学していたこともあり、学部生で卒業して就職した人たちよりも2年遅れて社会に出ています。

3年目というと、27歳になる年。転職するのであればなるべく若いうちに転職したいという気持ちもありました。

そのため、正直すごく悩みました。

今の会社にやりたいことはない。やりがいもない。でも3年は辞めない方がいいとのうわさもある。

悩みに悩み、会社に残ることを決意しました。

仕事は多岐に渡り、転勤もある。今後別なやりたいことが見つかってやらせてもらえる可能性はゼロではないし、人間関係もつながりができて、今やめるには惜しい状況だったからです。

そんな中、辞めずにいた甲斐があって興味のある仕事へ異動の話が舞い込んできました。

それはエントリーシートにも記載した他部署のモノづくりができる仕事でした。

3年で得たものから掴み取った4年目

舞い込んできたチャンスをものにしようと必死に仕事をこなして、余った時間でその部署に関する勉強をしていました。

なのに、その部署への異動は途中でなくなってしまいました

絶望し、3年目のうちに辞めておけばよかったと後悔しました。

しかし、後悔していても先には進めません。この会社でやっていくと決めた以上、自分の力でまたやりたいことを探してみることにしました。

3年も働いていて身につけた人間関係・視野の広がりから時間はかかりましたが、なんとかやりたいと思えることを見つけました。

そして、無事そのやりたいと思えることを仕事にできた4年目だったのです。

3年働くとどうなるか

疑問

視野が広がる

3年働くと仕事にも慣れ、いろいろ周りが見えてきます。そうすると、視野が広がった感覚を得られます。

あの仕事がこれにつながっているなど、1・2年ではわからないような発見もできます。

もし、やりたいことがない・つまらないなどが辞めたい理由であれば3年働くことによって、その理由がなくなるかもしれません。

いろいろなものが見えてきてやりたいことが見つかり、楽しみながら仕事ができる可能性が高まるからです。

つながりができる

仕事は1人でやることは滅多にありません。いろいろな人と一緒にやることで仕事は進んでいきます。

仕事をする時間が長いということは、それだけ仕事で出会う人が多いということです。

もしかしたら、この辞めたいという気持ちを変えてくれるような人、辞めたいと思わない働き方をしている人に出会うかもしれません。

◆◇◆すぐにでも辞めたいという気持ちを変えてくれた人との出会いの話はこちら◆◇◆

余裕ができる

ブラック企業で常にいっぱいいっぱいというわけでなければ3年働くことで金銭的にも時間的にも余裕が生まれるかもしれません。

給料は少しずつかもしれませんが上がりますし、これまで働いてきた経験から手の抜きどころ、効率の良い仕事の進め方など学習しているはずだからです。

そうすると、続けた方がいいと言われる3年を次への準備期間と考え、自己投資することが可能です。

やれる範囲でやってみたいことにチャレンジするのもよいですね。

1・2年で辞めて転職活動をして再度合わないから辞めるとなると、転職活動の繰り返しで自分をスキルアップさせる余裕がありません

より高みで仕事をするために、現状を受け入れつつ、次を目指して自己投資に励むのもよいと思います。

まとめ:3年でやれることはたくさんある

やれることはたくさんある

3年は意外とあっという間です。時間がもったいないという人もいるかもしれませんが、ぼくは正直3年働いた上で辞めても遅くはないと思います。

自分ではどうにもできない問題がないのであれば、3年間という与えられた時間に

  • その会社に勤めながら何ができるか
  • どんなつながりが得られるか
  • やりたいことは何なのか

じっくり考えてみてはいかがでしょうか?


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