真剣さと面白さを兼ね備えたマンガ『あひるの空』をおすすめする３つの理由

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[aside type=”normal”]MEMO
この記事は2017年8月24日に書かれたものを加筆・修正したものです。[/aside]

おはようございます。スポーツは下手ですが、やるのも見るのも大好きな３まる(@3sunmaru)です。

やる気が出ない。頑張れない。そんな時ありませんか？

そういうとき、ぼくは誰かがひたむきに頑張っている姿を見ると

[voice icon=”https://sunmaru.net/wp-content/uploads/2017/07/アイコン.png” name=”3まる” type=”l”]あぁ、自分も頑張ろう！[/voice]

と意欲が湧き上がってきます。

そこで今日はたまにふざけつつも、真剣にバスケに取り組む『あひるの空』という漫画をご紹介します。長年愛読している正統派バスケ漫画です。

多様なキャラクターが出てきて、あなたの思うところに突き刺さる人が必ず出てくることでしょう。何か行き詰まっている・悩んでいる人は解決策が見つかる、あるいは解決に立ち向かう意欲が湧くかもしれません。

あひるの空 (1) (少年マガジンKC)

posted with ヨメレバ

日向武史講談社 2004-05-15

あらすじ

※うろ覚えのところもあります。間違えててもご容赦いただけると幸いです。

[aside type=”normal”] ■ あらすじ ■
　舞台は神奈川県川崎市の『九頭龍高校』バスケ部。主人公は身長149cmの車谷空。元女子バスケ日本代表の母が病を治療するために実家のある川崎で入院中。
　長野で暮らしていた空は高校入学を期に母が入院する川崎へ。母と離れる直前の約束『高校になって最初のバスケの大会で優勝して会いにくる』を果たすため、バスケ部に入部。しかし、そこは名ばかりの不良の巣窟だった。
　果たして空は母との約束を守れるのか！？[/aside]

弱小バスケ部を舞台に、主人公とチームの成長が描かれます。試合があっても、スポーツ漫画にありがちな必殺技や連戦連勝ということはありません。

我々が生きてきた“リアル”な部活動がそこには描かれています。

個性豊かな登場人物が様々な背景を抱えてながらバスケに向かう姿が印象的です。
例えば、生徒と顧問の意識の差や、部員の退部、チーム内での軋轢。他にも家庭問題なども出てきて、社会をギュッと圧縮したような内容の濃さです。

もちろん、バスケの試合は手に汗握る描画で大変面白いです。

しかし、描かれる背景をどう乗り越えるか・どう向き合うか、登場人物の心情もリアルに描かれ考えさせられる漫画でもあります。