この記事は2018年6月11日に書かれたものを加筆・修正したものです。

ぼくもKindleで電子書籍デビューしようと決意した直後に、同じ悩みに直面しました…
この記事では、そんな悩めるあなたにKindleデバイスの選び方やオススメを各機種を比較しながらお伝えします。
結論から述べると次のようになります。
▼ Kindleの選び方
- Kindle:防水機能はいらないから安く買いたい!
- Paperwhite:値段も読書も手軽にどこでも楽しみたい!
- Oasis:片手で楽にページめくりしたい!
▼ おすすめの端末
- おすすめは一番売れてるPaperwhite!
電子書籍でスマートに読書している姿を想像するとワクワクしますね!
自分にあった端末で楽しい読書ライフをお送りください!
■ 目次 ■
【いちばん大事】Kindleを買うときに気になる違い
Kindleを買うときに選ぶ基準は何ですか?
使うシチュエーションにぴったりの端末が欲しいという方もいれば、値段が安いのがいいという方もいるかと思います。
まずは買うときに気になる基本的な情報から見ていきましょう。
それぞれの違いを改めて見ることで、はっきりと自分の買うべき端末が見えてくるはずです!
価格の違いは?
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円〜 | 13,980円〜 | 29,980円〜 |
※ スマホで表が画面からはみ出ている場合は表をスライドしてみてください
ストレージの容量、キャンペーン情報のあり・なし、Wi-Fi・3Gの接続方法の違いで価格が変動します。
しかし、似たような条件で比較すると
- Kindel < Paperwhite < Oasis
の順で価格が上がっていきます。
一番安いKindleは防水機能がついていないという欠点があるのですが、

カラーは何種類?
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
カラーの種類 | ブラック・ホワイトの2種類 | ブラックのみの1種類 |
Kindleはブラック・ホワイトの2種類から選べます。
Oasis・Paperwhiteの2機種はブラックしかカラーがありません。

端末にカバーをつけて使用する方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、Amazon公式が取り扱っているカバーの種類も見てみましょう。
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
カバーの色 | 4種類 | 3種類 | 3種類 |
2018年秋のラインナップ変更でカバーの種類も変更されました。
以前はPaperwhiteのカバーラインナップが10種類と豊富だったのですが、3種類に変更されています。
一方でOasisは公式からカバーの販売がなかったのですが、秋から販売開始となるようです。
カバーでおしゃれがしたい方はKindleがおすすめです。
読めるコンテンツに違いはあるの?
全機種読めるコンテンツに違いはありません。
Android、iOS用のアプリもあります。
同じアカウントでログインすれば読んでいる状態が同期されます。
時と場合に応じて読むデバイスを変えるのもいいかもしれません。
スマホで読むとバッテリーの保ちが不安ですが、雑誌などはカラーで読めますよ!
他にもAmazonからはFireタブレットという端末も販売されています。
そちらにもKindleアプリがインストールされています。
Kindleと違ってカラーの端末なので、雑誌を中心に読みたい方はFireタブレットの購入もご検討ください。
一緒にオススメ!Fireタブレット3機種(7/HD8/HD10)をトコトン比較!オススメの選び方は?
買い方は?キャンペーン情報って?
Kindleを買うときに迷うところが2つあります。
キャンペーン情報
1つは“キャンペーン情報”です。
“キャンペーン情報つき”と“キャンペーン情報なし”があります。
“キャンペーン情報”とは広告のこと。
キャンペーン情報ありだと、スリープ状態のときやホーム画面に広告が表示されます。
また、スリープ状態を解除する際にスワイプで広告画面を解除する必要があります。
アプリではよく広告つきは無料、広告なしは有料ということがありますよね?
それと似たような感じで、Kindleも広告つきは若干安く設定されています。
差額は2,000円です。
ちょっと高くてもいいので、手間をなくして読書に集中したい方、スリープ状態のデザインを楽しんで広告を出したくない方は“キャンペーン情報なし”を選びましょう。
少しでも安く手に入れたい方は“キャンペーン情報あり”でお得にゲットですね!
ちなみに、キャンペーン情報なしのスリープ状態を見た我が弟は

ネット回線
Paperwhiteでは4G回線、Oasisでは3G回線つきの端末を選ぶこともできます。
Kindle端末では電子書籍を端末にダウンロードする必要があります。
そのときに回線つきだとどこでもダウンロードできます。
ただし、Wi-Fi環境でのダウンロードをすすめられる本もあるので、なんでも付属のネット回線でダウンロードできるわけではありません。
ネット回線がついていても、携帯電話のように月額料金がとられることはありません。
購入時にWhitepaperは5,000円、Oasisは6,000円多く支払うことでネット回線をつけられます。
どんな本でもネット回線でダウンロードできるわけではないので、多く支払ってまでネット回線をつける必要はないと思います。
安く手に入りますし、おすすめはWi-Fiのみの端末です!
【それぞれ違う!】Kindleを買う前に気になる違い
Paperwhiteにもついた!防水性能
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
防水性能 | なし | あり |
以前までは唯一Oasisのみが持っていた持っている機能ですが、秋のNewモデルでPaperwhiteにも備わりました。
- こどもをプールに連れて行って、自分はプールサイドで読書をしたい方
- お風呂で読書を楽しみたい方
は防水機能がついたPaperwhiteかOasisがピッタリですね!
暗いところでの読書の必須アイテム!内臓ライト
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
内臓ライト | LED4個 | LED5個 | LED12個 明るさ自動調整機能つき |
Kindleはライトがついていませんが、その他の機種ではライトがついています。
Kindleも新しくなってライトが付きました!
Kindleシリーズに搭載されているライトは“フロントライト”と呼ばれます。
一方のスマホやタブレット端末のライトは“バックライト”と呼ばれています。
バックライトは画面の後ろから人間の目に向かって光が発せられます。
フロントライトは画面の前から画面に向かって光を発します。
ですので、Kindleシリーズに搭載されているライトは、読者の目に入る光の量が少なく、目に優しい設計となっています。
暗いところでも読書を楽しみたい方は必須の機能です。
ライトの数は機種の性能が上がれば増えていきます。
ぼくはLEDライトが4個であるPaperwhiteの前モデルを普段使用していたこともありますが、4個でも字を読むには十分の明るさです。
暗いところで読むとしても、どの端末を選んでも読書を楽しめます!
持ち運ぶには?重さはどのくらい?
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
重さ | 174g | 182g/191g | 194g |
もっとも軽い端末ともっとも重い端末の間では20gほどの差があります。
200gとういとハードカバーの本1冊ほどの重さです。
文庫本に比べたら重いと感じるかもしれません。
しかし、普段Newモデルより30gほど重い前モデルのPaperwhiteを使っていたのですが、片手で持っても重いと感じることはほとんどありません。
どの端末を選んでも重さに対する感じ方は変わらないと思います。
また、本を何冊も持ち歩くのと比べたら間違いなく軽いです。
重さはわかった。大きさは?
重さはだいたいわかりました。
では大きさはどうでしょう?
本体の大きさ
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
本体の大きさ | 160×113×8.7mm | 167×116×8.18mm | 159×141×3.4-8.3mm |
どれも縦は同じくらいの大きさで、横幅がOasisが少し大き目となっています。
厚さでOasisに幅があるのは、持ちやすくするために背面にグリップがついているためです。
グリップ分の厚みが8.3mmの部分になります。
重さに続き、もっとも大きいのがPaperwhiteですが、実物の大きさは文庫本とハードカバー本の間の大きさくらいです。
カバンに入れて持ち運ぶ分には全く問題ないサイズです。
PaperwhiteはNewモデルになって若干小さく・薄くなっています。
Kindleも新しいモデルが出で、若干小さく・薄くなりました。
ディスプレイサイズ
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 6インチ | 7インチ |
ディスプレイの大きさは2種類です。
Oasis以外の6インチか、Oasisの7インチか。
小さい6インチでもコンテンツがそれにあったレイアウトなので読むのに苦労しません。
また、文字の大きさもコンテンツ側で変えることができるので安心です。
マンガを読みたい方は少しでも大きい画面の方が楽しめるかもしれません。
大きめの画面で楽しみたい方はOasisを選びましょう。
解像度
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
解像度 | 167ppi | 300ppi |
解像度はKindleだけ低いです。
およそ半分ほどの値となっています。
ppiは1インチにどれくらいの画素が含まれているかを示していて、値が大きければ大きいほどきれいな文字・イラストが見られます。
雑誌やマンガのような写真・イラストが多い本を読みたいのであれば、解像度の高い端末を使いたいですね!
あると便利!?ページ送りボタン
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
ページ送りボタン | なし | あり |
ページ送りボタンはページを前後に移動するための物理的なボタンのことです。
ページ送りボタンがない端末はタッチスクリーンをタッチしてページをめくります。
読む分には片手で持てる大きさ・重さですが、スマホのように手のひらに収まるサイズではないので、タッチスクリーンでページをめくるとなると両手を使わないと無理です。

それぞれの違いを一覧でまとめ!
1つずつ違いを確認してきましたが、まとめると次のようになります。
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円〜 | 13,980円〜 | 29,980円〜 |
カラーの種類 | ブラック・ホワイトの2種類 | ブラックのみの1種類 | |
防水性能 | なし | あり | |
内臓ライト | LED4個 | LED5個 | LED12個 明るさ自動調整機能つき |
重さ | 174g | 182g | 194g |
本体の大きさ | 160×113×8.7mm | 167×116×8.18mm | 159×141×3.4-8.3mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 7インチ | |
解像度 | 167ppi | 300ppi | |
ページ送りボタン | なし | あり |
明らかに大きな差は防水性能ぐらいです。
他には細々した違いなので、自分のこだわり・譲れないところを考えて決めるのがよいでしょう。
Kindleは安い!防水性能がないのが欠点。
Kindleはとにかく安いです。
内臓ライトがないので、明るいところでしか読む機会がない方であれば、この端末を選んでも問題ないでしょう。
大きさも他の端末より小さめですし、さらに持ち運びが便利であればいいという方にはぴったりですね!
Paperwhiteはオールラウンダーでコスパよし
Paperwhiteは可もなく不可もなく、誰にでもおすすめできる一品です。
どれを買うか迷って決められない方は、この端末を買っておけば大丈夫です。
ぼくは値段とバックライトがあるというのを理由に、前モデルのPaperwhiteを買いました。
結果は大満足ですがNewモデルとなって防水機能までついているとは!
お風呂でもPaperwhiteで読書しているのですが、その際はZiplocに入れて読んでいるので防水機能がついたNewモデルはまさに最強です!
防水機能ありのNewモデルではお風呂で読書も安心です。
Ziplocがなくなった分、読みやすくなって快適で大満足です!!
Oasisの最大の特徴はページめくりボタン!
Oasisはこれまでご紹介してきた端末に備え付けられている機能をすべて搭載しています。
売りにしていた防水機能がPaperwhiteについてしまい、若干価値が下がりましたが、片手でページがめくれるページめくりボタンはあると便利なのは間違い無いです。
ページ送りボタンがあったり、片手で持ちやすいようにグリップがついていたりするため横幅は少々ありますが、大きさ的にも持ち運びに難があるというレベルまではいきません。
機能がたっぷりだからといって重いわけでもなく、Paperwhiteよりも軽い機体は非常に高評価です。
ただし、スペックが高いが故に価格も高いです…
安くて高スペックが売りのAmazonデバイスの中では異例の高さだと思います。
その価格の高さをクリアできる財力・快適な読書に対する執念をお持ちの方は、ぜひこのOasisを購入することをオススメします!
まとめ:KindleデバイスはPaperwhiteがとにかくおすすめ!
この記事では、

▼ 自分にぴったりのKindle端末の見つけ方 ▼
◯ 【いちばん大事】Kindleを買うときに気になる違い
- 価格の違い:Kindle < Paperwhite < Oasis
- カラー:本体はOasis・Paperwhiteがブラックのみ、Kindleはホワイトもあり
- コンテンツ:どれも同じ。白黒だから雑誌は読みにくい。
- 買い方:キャンペーン情報は広告。ネット回線はなくても大丈夫。
○ 【それぞれ違う!】Kindleを買う前に気になる違い
- 防水性能:Paperwhite・Oasisは防水
- 内臓ライト:数は違えどすべて搭載。4個でも十分。
- 重さ:機種ごとにさほど変わらず。ハードカバー本並み。
- 大きさ:さほど変わらず。Oasisだけ画面が大きく、Kindleだけ解像度が低い。
- ページ送りボタン:Oasisが搭載。あると便利。
防水がなくてもいい方はKindle、どれにすればいいかわからない方はPaperwhite、高くてもいいから機能バッチリが欲しい方はOasisを選べば間違いなしです!
ぼく個人のおすすめとしてはPaperwhite!
値段とスペックのバランスが非常によく万人にオススメできる端末です。
どの機種を買うか悩んでいた方は無事決まりましたか?
ぜひ自分がどんな風に読書を楽しみたいかを想像しながら選んでみてください!
以上、Kindle Paperwhiteで読書中の3まる(@3sunmaru)でした!