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長年住んでいた東京から地方へ引っ越してきました。
引っ越し作業は大変なもので、段ボール120個を使い切っても荷物が収まらない状況でした。
引っ越してきたはいいものの、段ボールはいつまでも積みあがったままとなっていました。
段ボールは窓際に積み上げており、積み上げたままでは以下のデメリットがありました。
- カーテンが開け閉めしにくい
- 圧迫感を感じる
- 使いたいものがすぐに取りせない
このような状況を早く何とかしたいと思い、スチールラックで収納スペースを作り出すことにしました。
この記事では、スチールラックを活用して収納スペースを作る参考例をお伝えします。
収納スペースをどのように確保するかお悩みの方の助けになれば幸いです。
スチールラックを収納スペースに活用しようと決めたものの、種類はいろいろありますよね。
ここでは、今回どのようにスチールラックを選んだかをお伝えしていこうと思います。
スチールラックを設置するにあたり、一番検討すべきことは大きさです。
まずは高さからどのように決めたかをご紹介します。
スチールラックの選び方:高さ
棚のような収納グッズは高さがあればあるほど、部屋に圧迫感をもたらします。
設置を予定している部屋は6畳で、そこまで広くはありません。
高すぎるスチールラックは収納スペースこそ増えるものの、圧迫感からストレスを感じてしまうことがあります。
部屋作りに際し『のびのび過ごせる空間』を目指したいと考えていたので、高すぎずある程度収納スペースを確保できる83cmの高さのものを選びました。
腰より少し低いくらいなので、空間に広めの印象をもたらしてくれました。
スチールラックの選び方:奥行き
次に奥行きです。
以前から使用している似たようなサイズのスチールラックに棚板を橋渡しして使いたいたいという考えがありました。
そこで、そのスチールラックに合わせた奥行きを選択しました。
(結局古いスチールラックだったので、微妙にサイズがずれて棚板橋渡し作戦は失敗しました…)
スチールラックの選び方:幅
最後に幅です。
選び方は2通りあると思っています。
- 収納したいものの量をもとに決める
- 収納したい場所をもとに決める
今回は、②の「収納したい場所をもとに決める」の方法で決めました。
橋渡し含めて壁一帯をスチールラックで埋める予定だったので、その長さをベースにちょうどいいものを探しました。
結果、幅80cmを選択することになりました。

それでは、具体的にどのようにスチールラックを活用したか見ていきましょう。
まずは、購入したスチールラックです。
購入したスチールラックの詳細
購入したスチールラックはアイリスオーヤマの「SEM-8008」。
幅約80cm、奥行き約35cm、高さ(キャスター込み)約83cmのものです。
耐荷重は全体で150kg。
棚板3枚あるのですが、1枚あたりの耐荷重は50kgです。
クロームメッキ仕上げのクールなデザインで、部屋に置いても特段目立つようなことはありません。
大きめの長方形の段ボールに入ってきました。
棚板がピッタリ入っています。


ポールは別れていないため、連結する必要はありません。

キャスターは4個。
予備は入っていませんでした。
2個にストッパーが付いているので、どのポールにストッパー付きのキャスターを使うかは要検討です。

具体的な設置場所と収納したアイテム
設置場所は部屋の隅に置くことにしました。
(カーテンの長さがあっていないのが丸見えで恥ずかしい…)

後ろには以前作成した壁面収納を設置しています。

収納するにあたり、硬質クリアシートを上段と中段に設置しました。
これにより棚板の網がなくなり、安定してものを置けるようになります。

収納を終えた状態がこちら。

だいぶ前に机で使っていたモニター台に色々小物を乗せています。
Windowsで使っているマウスやキーボードはワイヤレスなのでここに収納中。
中段は左から、紙袋、ネスプレッソのカプセル、PC・タブレット。
ネスプレッソのカプセルが本体と離れてしまっているのは今後改善したいところ。
下段は左から、紙袋、ニトリの収納ボックスという並び。
ニトリの収納ボックスは10年以上前に購入したものなので、おそらく現在は売っていないはず…
逆に言えば、10年以上も続けられるってすごいですね…!
収納の工夫
今回の収納棚の工夫ポイントは以下の通りです。
- 上段に軽いものを置くようにした
- 下段に重いものを置くようにした
- 下段の棚板は少し高めに設置
収納するものの重さを考えて置くと、収納棚が安定して防災に役立ちます。
PC・タブレットは重めのものなのですが、中段に置いています。
これは取り出しやすさを優先したためこうなりました。
下段の棚板は高めにして、ルンバが入れるスペースを作りました。
自分でクイックルワイパーなどで掃除してもいいのですが、自動で行えるものは自動化したく。
ルンバのために空けたスペースを収納で有効活用できそうかと言われると、今回のケースではあまり有効活用できなさそうだったので、このような形としました。
みなさんがスチールラックを活用するときも参考にしていただければと思います。
今回スチールラックを設置するにあたり、1つミスをしてやり直しが発生しました。
それは、中段の棚板の高さを誤ってしまったことです。
あらかじめ測っておいた高さ分確保して棚板を設置しました。
しかし、実際に荷物を置いてみると若干高さが足りず…
ということで、上段・中段の荷物をすべておろして再度棚板を付けなおしました。
下段を設置した後に荷物を置いて、それが出し入れできる状態で中段の棚板を設置していればやり直す必要はありませんでした。
今後は測っているからといってスチールラックを組み上げてから荷物を置くのではなく、棚板を置いたら荷物を置き、ミスに早く気付けるよう進めていきたいです。
スチールラックを設置したことにより、積みあがっていた段ボールがだいぶ減って感動。
これにより、部屋の圧迫感はなくなり、カーテンの開け閉めもだいぶ楽になりました。
重ねていた段ボールが少なくなったことで動かしやすくなって、掃除も以前より丁寧にできるようになりました。
総じて、部屋がすがすがしく快適な空間になって満足度向上です!
掃除効率を上げるためのテクニック
前述したように、掃除を効率よく行うために、下段の棚板は高めに設置するのをお勧めします。
低いとロボット掃除機が入り込むことができませんし、ものによっては掃除機も入れるのが難しい場合があります。
掃除機が入らない場合、掃除するにはスチールラックを動かす必要があるので手間です。
下段は掃除機が入るように計算して棚板を設置するのがよいでしょう。
収納効率を上げるためのテクニック
スチールラックの収納効率を上げるためには、スチールラック内に収納ケースを並べるのがおすすめです。
ものを平置きにすると、結構上部に空間が開いてしまうことがあります。
平置きしかできないものもあると思うので、そういう場合は積み上げ可能な収納ケースを利用すると調整できて便利です。
おすすめの収納アイテムの紹介
ということで、スチールラックに設置する収納ケースでおすすめのものを紹介します。
無印良品の各種ポリプロピレンケースです。
奥行き35cmのスチールラックに対してポリプロピレンケースはぴったりのサイズなんですよね。
複数段セットで売っている場合もありますが、1段ずつ個別に売っているのも魅力です。
高さを調整できたりするので収納したいものたちによって使い分けることができます。
種類も豊富で、例えば引き出しが2つに分かれていたりするものもあります。
ぜひ自分の収納したいものにぴったりなケースを置いてみてください。
この記事では、スチールラックを活用して収納スペースを作る参考例をお伝えしました。
スチールラックは安価に大量の収納スペースを生み出せるので、どなたにでもおすすめできる収納用品です。
大きめのものを置くのもよし、収納ケースを設置して小物を詰め込むもよし。
色々な使い方ができるのも魅力です。
収納スペースが増えたことで部屋に広がりができ、掃除もしやすくなって清々しさが向上した気がします。
まだ段ボールが残っているので、引き続きお部屋の改善に取り組んでいきたいと思います。